日本人の生活費は?

WBC、凄かったですね。8回裏くらいになると、どの部店に電話しても

「席外してます」
「ちょっと辺りには姿が見えません」

とか。そんな方々ばかりだから、ケータイやネットを見なくても仕事の話をしながら途中経過が分かるという素晴らしさ。いやいや、俺は会社のことを聞いてるのに、なんでダ○ビッシュが悪いとか言ってるんですか。ともあれ、優勝、おめでとう。
 
さて。皆さんは家族4人、年間で幾らあれば生きていけると思いますか?いや、実はこれ、私の仕事と関係あるんすよ。
何故これが議論になるかと言うと、たとえばアパートを経営している大家さんとかは、家賃収入から彼ら自身の生活費を引いて、余ったお金を返済に回すわけです。勿論、全部が全部使えるわけでもなく、そのアパートの修繕とか管理の費用も当然差っぴかれるわけです。
だから、その余ったお金が少ない場合は返済に懸念が生じるってことで問題視されるんですね。尤も、問題視される期間(借りている金の総額÷余った金額)は物件によっても区々で、一般的にはその建物の耐用年数以内になるのが普通ですね*1
 
よって、この「家族が幾らで生きていけるか」ってのは結構大きな意味を持ってくるんですよ。そして、こういう話題を会計士の先生と議論するわけです。

先生「年間300万円で生きていけるわけないだろうがww」
俺「いやいや、都会と比べて物価も安い上に、この人は他にも畑とかを持ってて家で野菜も作ってるから、これくらいで大丈夫だと思いますよww」

なんて。我々は一応300万円だとしていますが、これも禅問答の世界です。大体、生活保護ですら住んでる地域や人によって金額が違うわけだから、一律に決めるのはどうしても無理がある。それをどう決めて、判断材料として活かしていくのか……この辺は、残念ながら勘に頼るしかないんですよ。もっと言えば、きちんと借りたものを返す意思のある人間かどうか。その机上で出てくる数値よりも、ここに尽きるんですよ。
ところが、この辺りの意識の確認は非常に難しいわけで。ノルマに追われると、人を見る目は曇るんですよね……はぁ。

※予告!※
「にせりんじ」にしては異例中の異例!3日間連続で更新に挑みます!
理由:自分の限界を確かめたいから

*1:この辺は、だいぶ省略して書いていますので、詳しいことを知りたい方はまたご一報ください。