それぞれの明日へ

高校のときの部活*1の後輩がふっと夢に出てきた。
結構いい奴で、練習も(サボりがちな娘が多い中で)しっかり頑張ってたし、最後の試合で負けたときには一緒に泣いてくれたし、3対3でグループデートみたいな形で近場のスペイン風遊園地にも行ったし、俺への寄せ書きに「貴方の毒舌がもう聞けないと思うと寂しいです」とかズバッと書いてくれたし、まぁ可愛い奴だった。その寄せ書きを部屋に飾ってたら、サークルの後輩に「今とあまり変わらないですね」と言われたのはいい思い出。きがるにいってくれるなぁ。
何で今になって思い出したんだろう。懐かしくなったので、家に帰ってからネットで探してみたら、案外直ぐに見つかった。ほぉー、つくばでドクターですか。研究テーマは……???あかん、さっぱりわからん。でも、高度なことをやってるんだなぁ、ということは分かった。
もう8年くらい会ってないわけだが、元気そうでほっとした。同時に、8年間全く接さずに別の道を歩んだ場合、相当なギャップが生まれるんだなぁ、とも思った。一緒に過ごしたあの時と今の姿は全然違うものね。
俺はどうだろうか。今のこの姿で8年前の自分に会ったら、その8年前の自分は何を思うだろう。将来に絶望して自殺されないだろうか。「えーマジ?! その歳でまだドーテー? キャハハハ!!」とか笑われないだろうか。でも、一応は「人生も捨てたもんじゃないな」と思ってもらえるくらいのことはしてきて、それなりに成長はしてると思う。たぶん。
そして、8年後の自分はどうなってるだろう。この狭い会社の中に居るとすれば、大体ポジションが想像つくところが嫌だよなぁ。でも、形はどうあれ、今と比べて「前に進んでるな」と心から思えるような、そんな33歳でありたいと思う。

ちなみに、その夢というのは……「やきとリさんったら、女の子みたい」とか言われる夢だった。いや、言われるだけならともかく……ぎゃぁぁぁ、思い出したくねぇ!

*1:弓道部。体では忘れましたが、未だに射法八節も言えるので、QMAで結構助かってます。