「最高」を知ることの大切さ
怠惰に過ごす毎日。どうしたもんかなーと思ってふと本屋に入ったら、入り口付近の平台でミリオネーゼ向けの特集をやってた。こんな田舎に居るわけねぇだろ! 本屋は何を考えてるんだろう。ま、それはさておき。
- 作者: 岡部幸雄
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 新書
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
そんな方が、自分の騎手への馴れ初めとか、レースに勝ったときのエピソードとかをつらつら語ってます。結果を出さないと直ぐに捨てられる世界で、38年間も第一線で活躍し続けた方は、いったいどういう心構えで日々頑張っていたのか。
一貫して漂ってるテーマが「今できることを、気負わずに頑張っていれば、そのうちいいことがきっとある」。それを岡部さん自身の人生経験を描くことで裏付けているような、そんな本でした。向上心を放棄して努力を怠れば、つかめるはずのチャンスも掴めなくなる、と。その通りだよなぁ。心にグサッときましたよ。
所々に付け加わっているビジネス書臭を差し引いても、非常に為になる本でした。競馬が好きな方なら、さらに面白いと思います。