夢と現実、虚業と実業
今年もよろしくお願いします。実家ではひたすら読書してました。あと、終わったウイポの時を進める作業とか。
で、面白かったのがこの1冊。
- 作者: 神谷秀樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: 新書
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アングロサクソンの人たちは勝った人には本当に賞賛は惜しまないし、勝てば全てを手に入れるのが当然と思ってる。そして、負けた人間はケツの毛まで毟られても仕方ない。そういう思考だから、欲が無限に出る。そりゃそうだろう。勝たなきゃ死ぬしかないんだから。そして、勝つために何でもするようになる。
その手段の一つが金融なんですよね。要は金融というツールで、真面目に仕事している人たちからカネを搾取する。現実にこれが行われてきたんだから仕方ない。そんなんが長く続くわけはないっすよねw「金融を行う者は実業を営む方たちの脇役」というくだりがあるんですが、まさにその通りだな、と思った。