木曜日はおしゃべりばかり

また研修の講師をした。半年前もやったんだけど、今回は後輩ばかり。前回の反省点を元に、資料をよりブラッシュアップして臨んだら「むちゃくちゃ実践的で分かりやすいっすよ!」と言ってもらえてまぁ良かった。
ただ、今回は3時間×2回に分けてた研修を1回に収めるとかで、俺に与えられた時間は5時間。短縮のうえ5時間ぶっ通しっすか?!なんだよあーまじ人事部滅びろ、などと呟きながら、尺あわせのために課題解く時間を無理やり短縮したりした。そして休憩時間に飲み物取りに行こうとしたら「ここ教えてください!」とかワクワクテカカと迫ってくる教え子たち。相手をしてたらいつの間にか休憩時間は終わり。俺だって休みたいんやけどなぁ・・・
本当に研修って生き物だな、と思った。やってるうちに事態は刻一刻と変化していく。教えられる側以上に勉強しないといけないし。
 
え、何を話したかって? 業務の一通りのやり方はもちろん、仕事にまつわる後ろ暗い、怖い話ですよ。途中で人事部の人が乱入してきて、「困ったら自分で勝手に行動しないように。取り返しの付かないことになります」とか全員に向かって話してたので、その「取り返しの付かないこと」を例を挙げて淡々と説明しただけです。人が死んだ話とか、未だに証人として裁判に呼ばれてる人の話とか、お客さんの結婚を破談にさせた話とか。自分がその当事者になるかもしれない。ただ、普通にやってればそんなことは起きないのだが、現場にいると「普通」じゃ居られなくなる場合が往々にしてある。気をつけましょう♪ ってな感じ。
 
現実は、非常にとっても凄く残酷です。だから、俺なんかが講師をしたらこの世の終わりだぞ!と常々言ってるんだがなぁ……