実は都会を装ってるだけなんです

仕事上、稲の苗床に使う土は日持ちするのか否か知りたくなったので、周りの人に聞いてみた。都会っ子の為に解説すると、米を作るときは(1)土を入れた苗箱にモミを蒔く(2)ハウスで苗まで育てる(3)それを代掻きした田んぼに植える、という流れが普通だと思う。*1この(1)に入れる土のことですね。田んぼにモミを直播きするのは少数派のはず。
……結局、誰も分からなかった。田植えをするに当たっては、必要な苗の数を算出したうえで苗床を作る=土は使う分だけ買う=そもそも日持ちとか考えない、という流れなんだろうけど、詳細は分からず終い。
それにしても、うちは田舎の会社なのに、家で米作ってる人が周りに居ない事にびっくりした。農業って人手不足なんですね。自然相手のリスクはあるけど、上手くやればサラリーマンより儲かると思うんだけどなぁ。聞いた話で信憑性に難はあるけど、一部のお茶農家は飲料メーカーと専属契約を結び、売れ残りを気にせず大量に作って売り払い、裏作の時期は南国で遊びほうけてるとか言うし。

ちなみに、米が出来るまでの過程はFLASHゲームになってるので、お暇な方はどうぞ。

*1:塩水に漬けて重いモミを選んだり、肥料を蒔いたりする作業もあるけどここでは省略。