食べ物の話

スーパーへ日用雑貨を仕入れに行ったら、刺身用タコが意外と安かったので買ってきた。最近は乱獲で値段上がってるから嬉しい限り。
で、家に帰って気づいた。「醤油が無い!!」……ま、塩茹でしてあるから味はあるんだが……唯一家にある焼肉のタレとも相性はあまり良くなかったし、散々でした。

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そういえば、アメリカ産牛肉が輸入再開されるみたいですね。まぁ、好き好んで買う人なんて外食業者くらいしか居ないだろうから、別にどうでもいいんですがね。安全性が云々とか騒いでる人も多いけど、食べ物の安全と値段はトレードオフの関係にあるって事、本当にみんな分かってるのかな。牛肉の場合は足ガクガク脳みそプリンな事になる(かもしれない)、というのが周知徹底されてるからみんな敬遠してるけど、世の中には知ってたら食えないものなんてごまんとありますよ。(泳ぐ)エビでいえば、池に大量に稚エビをばら撒く→ストレスで病気になる→歩留まりを上げる為に抗生物質→餌をばら撒いて水替えない→ヘドロ溜まる→病気が蔓延する→抗生物質(以下略)で、ヘドロの中から収穫して出荷してるわけで。もちろん病気が発生しないような環境を作って出荷することも可能だけど、どうしても高くつくんですよね。
こういう類の話を聞くと、いや、聞かされてばかりなんですが、完璧な安全なんかありえない、と思いますね。もう自給自足するしか。ある程度のところで妥協しないと生活できないです。安全を求める人が増えれば増えるほど、スケールメリットで安全な製品が少し安くなるので、叫んでもらうのは一向に構わないんですが……冒頭の話に戻ると、なに牛肉だけ騒いでるんだ、みたいな事を思ってしまうわけです。所詮政治の道具に過ぎないのに。一定量の輸入が義務付けられてる米だって売(ら)れない→備蓄→食糧援助や餌に回されるという流れを辿ってることだし、牛肉も同じ事になる気がします。