ボクの名前は南入(中編)

桔梗荘新館の続きです。
一通り部会に関する討議も終わり、取り出だしたるは……

4枚のうち3枚が透明な、世にも奇妙な牌。これで3人でマージャンをするのが今日の余興というわけです。細かいルール等はこのサイトに詳しいです。
さて。始めてみたものの、意外と上家、下家の牌は見えにくいことが判明。アクリルじゃなくてガラスとかで作ったりするとまた違うのかも知れんけど。あと、非常に守備力が高まるのも特徴。捨て牌だけじゃなくて相手の手牌もほぼ丸見えだから。リーチなんてしようものなら、まず他人からはアガれない。3マの癖に3回中2回西入したし。それだけに、ダマで相手から討ち取ったときは非常に嬉しいのですが。他にも、種類毎に1枚しかない塗牌を上手く並べて手をカモフラージュしたり、自分の上がり牌の残り枚数を確認して手を変えてみたりとか、かなり戦略の幅が広がります。
結局5時間で3半荘しか出来なかったのですが、この牌の持てる魔力か、仕事疲れが原因なのか、全員の頭の中に魑魅魍魎が跋扈し、色々と狂った発言が飛び交いました。私自身も疲れ果て、帰り道は半蔵門線の直通電車で埼玉県まで乗り過ごしてしまいました。いったい何が起こったのか、確かめたい方ははけじっぱmy lifeにてご確認ください。