超割の旅2〜沖縄編

yakitori2005-01-29

今日は沖縄へ行ってきます。続きは帰ってきてから書きます。今度は沖縄が大地震に遭う、なんて言わんといてください。
ちなみに、今の段階で宿もレンタカーも取ってありません。てへ。

本来なら、これは超割の旅4になる予定だったのだ。ところが、11月は学園祭に行くためにキャンセル。12月は英語の試験を受けさせられたのでキャンセル。くそったれめ。その分楽しんでやる。
とは思ったものの、朝6時半起床では萎える。わざわざ土曜日の朝から疲れに行くのかよ。こんなんだったら家で一日中「しまいま。」やってたかったなぁ……
と、低いテンションでダラダラと着替えを済ませ、電車+バスで空港へ。バスで隣に座ったヤシがやたらと俺のほうに体を寄せてくるのでウザかったが、そんなことはどうでもいい。
二時間半飛行機に揺られ、那覇空港に到着。空港自体が南国の空気溢れる開放的なデザインで、心がときめきました。そして何より暖かい。ジャンパーとセーターが必要なくなりました。出てきた段階で名古屋は5度くらいでしたが、沖縄は20度くらい。体中の血管が広がるような感覚。きてよかった。
で、モノレールに乗って今回の旅の目的その1、首里城*1へ。なるほど、ここで前田慶次が王様と会ったのか……(フィクション)とか、様々な思いをめぐらせながら遺構や城内をを見物。いや、遺構といっても復元されてるんですけどね。この、明らかに日本の城郭と違う雰囲気がなんともいえない。タイの寺院みたいな雰囲気がしました。そして、沖縄の民族衣装っぽい服を着たおねぇさんと一緒に写真を撮りたかったけど、一人で旅をしてるとそれも無理。一緒に撮るには誰か他の人に写真撮影を頼まなくてはいけないので、単純に面倒くさかったんです。これが一人旅の悪いところだな。
首里城の正殿の中やらをぐるっと見て回った後、徒歩で町を散策。やたらと集合住宅っぽい白い建物ばかりが立ち並ぶ街並みは、月並みな表現だけど(アジアだなぁ)と思ってしまった。モノレールの中で聞いたおばちゃんの会話によると、白い建物以外建ててはいけないという規制があるんだとか。5へぇ(古っ!
次なる目的地は、おもろまちのDFS*2。おお、かなり大きくて新しいではないか。人口30万足らずの街に何でこんなものが?? まとめてエルメスとかコーチとか仕入れて、街で転売したらそれだけで稼げるかも? いや、そういうことは出来ないような、絶妙の相場設定になってるんだろうな。そして、これだけの大規模な施設だけど、地元民はわざわざ県外に持ち出さないと買うことが出来ない。航空券を見せて、空港で受け取るという意地悪なシステムだからなぁ。でも、こういうものが新都心に出来て街が変わっていくのは……いいことなんだろうな。
そして、国際通りへ。変換で「国債通り」と出たのは、パソコンも職業病にかかっているからなんでしょう。奇跡の一マイルだけあって、人の少ない原宿みたいな雰囲気でした。ジャニーズの誰それが来たとか、今話題の島田伸介が来たとか、そんな店頭広告ばっかり。
しかし、オーパのところから筋一本入った市場には急にアジアンな匂いが漂ってました。一泊1000円の宿、やたらとやる気のないカバン屋、パッション系フルーツのジューススタンド、泡盛専門店。この雑然とした空気は、日本のほかの街には無いんじゃないかと。いや、あった。モトコーだ。あれに高さの概念を加えたような感じだ。
中央市場の二階の食堂*3でラフティー丼を食い、隣のおっさんたちが食べてたゴーヤーチャンプルーオリオンビールと一緒に貰う。うまい。味は良いんだから、もうちょっと値段下げろよな、あの辺りの店は。
で、市場を迂回して駅に戻ろうと思ったら道に迷う。一人旅で道に迷うなんてはじめての経験なので、ややショックだったが、これ幸いと再び街をぶらぶら。やっぱりここは異国だと感じた。だって、道端で道路工事してるおっさんの会話は沖縄弁丸出しで何を言っているのか分からんし、流しのタクシーはやたらと多いし、しかも塗装が青なんですよね。こんなに手軽に異国情緒が味わえるのは、沖縄を日本に返してくれたお陰なんですね。この調子で台湾とかも返してもらってもう大東亜共栄圏って感じ(最低)。
閑話休題。迷いながらも駅にたどり着き、今度は県庁前から波の上ビーチまでタクシーで行く。今回の旅の目的その2、「海を見てぼーっとする」を達成するために。タクシーも初乗り400円台だから割合気軽に利用できるのがいいっすね。何で道に迷ってたときに使わなかったんだろう。
ビーチ。冬季なので閉鎖されていることを知らなかった俺は阿呆。ホームレスの家があったりして少しショックを受けつつ、エメラルドの海を見て癒される。一通り寛いでから、ビーチの近くの宿へ。
宿はあれから楽天で予約しました。せっかくだからプライベートビーチのあるようなリゾートホテルにしたかったけど、そんな贅沢は一人では無理。当然の如くビジホへ。まぁ、フツーの宿だったけど、エロが無いのが不満だった。仕方なく、ケータイでネットから動画をダウンロードして(以下略。パケホーダイ万歳。便利な時代になったもんだ。
そして、一息ついた後は街で買ったカップ入り泡盛をクイっと飲って寝る。クセが無いやつを選んでしまった。

*1:モノレールのフリー切符でバス代や首里城正殿への入場料が割引になります。ちょっとおすすめ。

*2:免税店。DFSグループ

*3:市場で買ったものを調理してもらえることで有名。