口伝

仕事終わったあとに先輩に連れられて、名古屋で飲んできました。やはり上の方はいい店をよく知っているなぁ、と思いました。そして、そういう店を接待用に私が脳内データベースに蓄積させて、また人に広めていく。自分から能動的に本を読んで調べたりしない私にとっては、こうやって店を探していくしかないんです。
で、その場は合コンだったわけですが、35歳(既婚)の先輩がセッティングしてくれたので、かなり年齢層の高いことになってしまいました。40手前なのに独身で押し通した課長には吹いた。回りはみんな30台のお姉さん。そんな中、なぜか一人紛れ込んでいる24歳、独身男性。年齢当てで30とか言われて、嬉しいやら悲しいやら。2年前に28と言われたので、年相応に成長していると言えそうです。
しかし、私、そういう人達のほうが話が合うわけで。俺をマルチ商法に嵌めようとした「のだめ先生」も28だし、44の人にコクられたし、今年はそういう年上との出会いが沢山ある年なんでしょうか。もっとも、地方都市に住んでるため終電が早く、十分仲良くなれないまま帰らざるを得なかったのが残念。
色々楽しかったですが、人を弄って場を繋ぐのは止めて欲しかったです。再来週から夏休みなんだけど、俺、かなり帰りたくないです。大学のサークルの集まりにも行けるかどうか。今考えているのは、旅先から遠い土地の消印で手紙を職場に送ること。「お宅の社員がうちの店で怪しい事をしていたので捕まえて換金監禁してある。助けて欲しければ引取りに来い」とか、「この文章をボスが見る頃には、私はこの世に居ないでしょう。yakitoriはもう働けません。さようなら。」とだけ書いてみたりとか。うひょひょ、想像しただけで笑えてくる。それで、休み明けに何事も無かったかのように職場に行って、「誰かが俺を陥れようとしてるんですよウヒヒヒヒ」とか言ってみたりして。
……ごめんなさい、ついつい自分の世界に入ってしまいました。得てして一人っ子はそういう事になりがちなので、注意が必要だと思います。