京都・東山へ

色々な要因が重なったため、京都に行く事になりました。大学の友人に電話して愚痴る→その時のノリで今週の土日そっちに行く、と言う→何と向こうも暇だったけど、結婚式の打ち合わせで京都に居る→じゃあ京都で。という流れ。
で、京都に行くならせっかくだから色々と回ってみよう、ということで、安井金毘羅に行く事にした。これがどんなところなのかは後述しますが、その近くにある清水寺二年坂・八坂神社もついでに行こう。そして、これらの事は名古屋高島屋三省堂で京都ガイドブックを読みながら決めました。本当にどうしようもない行き当たりばったり。
名古屋から30分で京都。これはマジで近すぎる。名古屋から四日市に行くのと変わらないんですよ。友人が来る時間よりもだいぶ前に着けたおかげで、駅中でランチ食ったり伊勢丹の最上階で昼寝が出来たりしました。
そして、京都駅で友人と再会。1年以上会ってないけど変わってないなぁ。でも、手が仕事で荒れてて、社会で揉まれてるんだなぁと実感した。が、それよりも今回は旅だ。
まずバスで高台寺まで。桜は散りはじめだったけど、影になっているところの桜は満開で、凄くキレイだった。そして、駄弁りながら参寧坂や二年坂を歩いて清水寺へ。
舞台から下や山を眺めてると、いろんな色があった。桜・新緑・菜の花、そして京都の街並み。落ち着きますねぇ。真ん中の滝の水*1を飲んでから、いよいよ今回の主目的地、安井金毘羅へ。
この金毘羅さんの境内には真ん中に穴の開いた岩があります。これを表からくぐると悪縁が切れ、裏からくぐると良縁が結べる、というものなんです。まぁ、要するに、ここは縁切りスポットなわけです。くぐり終わった後、岩に願い事を書いた短冊を貼るのですが、結構凄いものが多くて。「○○と▲▲夫妻に災厄が降りかかりますように」とか「○○と▲▲が別れ、私××と付き合えますように」とか「どうか○○との縁が切れ、新しい出会いがありますように」とか、切実なものばかり。こういうものが岩一面に張られた中をくぐるのだから、やっぱり効果があると思ってしまいますよ。
俺ですか? 「○○(実名)との縁が平和的に切れますように。そして、彼女自身もあの組織からの縁が切れますように」と願いました。強く念じながら通ったので、何とかなるでしょう。くぐってすぐくらいに彼女からまたメールが来ましたが、これは平和的に切るためのステップなんだ、と自分に言い聞かせました。何事も前に進んでいる、これは間違いない。
で、八坂神社の境内で散り始めた桜を見ながらアイスクリームを食べて寛いだ後、阪急で神戸まで帰りました。今回は旅の風景よりも、歩きながら、乗り物での移動中もしゃべり倒してた事しか覚えてません。オマケに歩かせっぱなし。「歩かせてゴメンね」と謝っても「歩くの好きだし」と。私の周りの人ではこうはいかんだろうなぁ。
そして、別れた後は神戸の行きつけの店で髪を切り、その足で後輩の内定を祝うことに。実にうらやましい。で、祝った後は、いろんな人をその後輩宅に召喚して朝まで飲みました。久しぶりに学生に戻った気分。こういうことが出来る友人は大事にしないといけませんね。

*1:お金に効果アリ