白い夜にプレゼントとは何か考えてみた

山田ズーニー先生*1は、人へのプレゼントには三段階ある、とおっしゃいました。

  1. 自分があげたいものをあげる
  2. 相手に「何が欲しい?」と聞くか、事前に趣味をよく調べ、相手の欲しがっているものをあげる
  3. 相手のこれまでの趣味にない、新しい引き出しを開けるようなものをあげる

ホワイトデーのプレゼントを百貨店で物色している時に、上の事が頭をよぎりました。別に買いたくない(あげたくない)ものをあげるわけだから、この場合は0.儀礼的に値段や大きさだけで判断してあげる に該当するんでしょうね。極端な話、5円チョコ詰め合わせでもそこそこ高級そうな箱に入れてあって5000円位したら買ってたかもしれないし。ホント、社会人のプレゼントって外面だけだよなぁ。それで済んでいくから仕方ないんだろうけど。
貰っといてあげたくないとは酷いと思われるかも知れませんが、職場の男連中の分を一番若い俺がまとめて買いに行く事になっただけなんです。オレはコンビニで買ってテキトーにお茶を濁すつもりだったのに。もう勝手にしろって感じ。金を多めに徴収して、余った分ピンハネしてやろう。
にしても、いつになったら3の段階にまでたどり着けることやら。2が出来るようになったのも本当に最近になってからだしなぁ。

*1:ほぼ日でおとなの小論文教室を連載してみえる方。この方の著書には魂を揺さぶられました